お口の健康.comを閲覧いただきありがとうございます^^♪
歯科衛生士のつまおです!
このブログでは、日常生活の中で気になる様々な”お口に関するお悩み”について、
歯科衛生士として勤務していた時に患者さんからよせられた実際のお悩み(お話)を交えてお答えしていきます!
今回のテーマは、歯周病の中でも重度の段階である、
”歯周炎”について紹介をしていきます^^
今回紹介していく”歯周炎”ですが、

そもそも聞いたことがない・・
・・と、単語を聞いてもいまいちピンと来ていない人も多いのではないでしょうか(-_-;)。
(”歯肉炎”や”歯周病”と字ずらも似ているため、言葉の意味を勘違いしている人も・・)
似たような言葉がたくさん出てきていますが・・
ぜひその違い・特徴についても覚えて帰っていただくために、
歯周炎とはどのような病気なのかについて詳しくご紹介していきます!
前回の歯周病についての記事でも触れましたが、
改めて歯周炎の定義について学んでいきましょう!
【歯周炎とは・・】
➡ 歯周病のなかでも重度で炎症が歯の周りを支えている組織まで進んでいる状態
(※歯の周りの組織=歯槽骨など・・)
歯の周り(歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目)に残っている歯垢が原因で進行する
ここで”歯肉炎”と”歯周炎”の定義を覚えてもらうためのポイント!
それは・・それぞれの真ん中の漢字に注目!
【歯肉炎】:炎症が歯ぐきのみに限局

【歯周炎】:炎症が歯の周りを支えている組織にまで進んでいる

イラスト付きで見るとよりイメージがわきやすいと思いますが、
歯周炎=歯肉炎をそのまま放置し、炎症がさらに広がってしまった状態です。
まさに皆さんがイメージする”歯周病”そのものではないでしょうか。
この図の比較からもわかるように、歯周炎の大きな特徴は、
一度失ってしまった歯の周りの組織は回復ができないということ・・
歯肉炎と違い歯みがきだけで回復する病気ではないんです・・
歯周炎の定義について分かったところで、
主な症状についても学んでいきましょう!
① 歯の揺れ
➡ 歯を支えている組織が破壊されていくため生じる
最終的には抜け落ちてしまうことも・・
② 歯ぐきの腫れ・出血
➡ 歯肉炎の時よりも強い腫れ・出血
③ 歯ぐきからの膿
➡ 歯の周りに炎症が進むことで、
歯と歯ぐきの境目から膿がでることも・・
④ 口臭
➡ 歯の周りに炎症が進むことで口臭が発生
(歯周病に関連する細菌が出す独特のにおいが発生します)
上記が症状の特徴になりますが、
なかには歯ぐきの腫れなどの症状がないまま進行している人もいます。
痛みなどの自覚症状がないまま進んでしまうのが歯周炎の怖さなんです・・
歯周炎の特徴からもわかるとおり、
一度歯周炎にかかってしまったら、健康な状態に戻るのは難しくなります。
歯周炎を予防するためには、
歯肉炎の段階で症状に気づき対処をすることがとても重要です。
(一番は歯肉炎にならないことですが・・(-_-;))
前の記事でも書いた通り、
歯肉炎の原因は歯と歯の間・歯と歯ぐきの境目に残ってしまった歯垢です。
歯ぐきが赤く腫れている・出血する場所がある人は、
その部分の歯垢をハブラシ・歯間清掃具でしっかり落とすようにしましょう♪
みがき方のポイントなどは過去の記事もぜひ参考にしてください♪
【お口のケアのポイントはこの記事をチェック!】
しっかりと歯をみがいてくださいね♪とお伝えすると・・

出血しててもゴシゴシみがけってこと?
・・と勘違いをする人もいるのですが、
歯ぐきが腫れている・出血していると、みがいたときに痛むこともあるため、
”優しくマッサージするように”みがくのがおすすめです♪
歯周炎の大きな特徴として、
歯の周りの組織が破壊されていくため、
歯と歯ぐきの境目に汚れがどんどんたまりやすくなっていきます・・
歯と歯ぐきの境目に入り込んでしまった汚れは自分で取ることが難しくなるため、
定期的に歯科医院を受診してクリーニングをしてもらいましょう!
今回紹介した歯周炎ですが、
”炎症が強く出ていない”、”歯のぐらつきも感じない”という場合、
進行しているかどうかの判断を自分自身でおこなうのは非常に難しいため、
最近歯医者さんに行っていない人は一度歯科医院を受診し、
レントゲン撮影をおこなうなど、しっかりとお口の中を確認してもらいましょう。
歯周病への罹患が分かった場合には、
今後の進行を抑制するために3~6ヵ月おきの定期健診を忘れずに!
歯周病へ罹患していなかったとしても、
6~12ヵ月に一度は定期健診を受けて、健康な歯を維持していきましょう^^♪
次回は今後の健康を維持するためにも重要な、
”歯周病と全身疾患”について詳しく紹介していきます^^
更新をお楽しみに♪